
岐阜県付知には良質な森林が広がり、伊勢神宮の御神木を育ててきた地としても知られています。古くから、人の手で木を伐り、山から下ろし、川の流れを利用して運び、江戸城を築く木材としても用いられてきました。
この地域では、木曽五木(あすなろ・さわら・ひのき・ねずこ・こうやまき)に代表される良質な針葉樹が育ちます。子どもたちがその名前を覚えるときに親しまれてきた、五木の頭文字をつないだ
「あさひねこ」という昔ながらの言葉にちなみ、asahinekoは2008年に誕生しました。
針葉樹ならではの香りや軽さを生かし、使うほどに暮らしに馴染む道具づくりを目指しています。
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あすなろ
あすなろはひのきになろう。という話から「あすなろ」という名前がついたと言われていますが、一名には「ひば」として知られています。
狂いが少なく材料の保存性も高く、材質が緻密であることから、建築材、建具材、漆器の木地などにおおく用いられています。
さわら
成長が早く、木材は柔らかいため柱などの建築材としてはあまり用いられません。
耐湿性に富み、「ひのき」や「あすなろ」に比べ香りが少ないので、飯櫃や柄杓、桶材として優れています。殺菌作用があるため、松茸など食品の下の敷物としても使われます。
ひのき
ひのきといえば木曽といわれるほど、五木の中で重要な木です。
木目が通り緻密で、清楚な色合いと香気・光沢に富んで、加工後の外観も非常に美しいのが最大の特徴です。材質は堅牢で狂いが少なく、伊勢神宮をはじめ、壮大かつ高雅な高級建築用材として知られています。
ねずこ
木目が細かく芳香をはなち、色合いは黒褐色で渋みがあり、耐湿性が高く軽いことが特徴です。
木目を活かした机、茶箪笥などの家具や、天井板、建築材としても多く用いられています。
こうやまき
庭園に植裁される世界三大造園木の一つ。木目が通り材色は黄白色、「ひのき」以上に光沢があります。五木の中でも最も水に強くて朽ちにくいことから現在でも高級な風呂桶や橋梁材として重宝されています。

