あさひねこ新聞 02月11日 号

asahineko 仕口シリーズ岐阜県付知は古くからの大工町。木曽五木を使った「木工仕口」の形は、身近な食卓で地域の歴史を伝える道具としても活躍します。 木曽五木の中から清楚な色合いが魅力の「ひのき」と、黒褐色で渋みのある「ねずこ」をセレクト。一つ一つ異なる形状の継手を持った箸置きです。シンプルでちょっとユニーク、そして優しさが伝わるデザインが印象的です。

あさひねこ新聞 02月08日 号

asahineko 踏台足の乗る踏板部の組み付けです。こうして見ると色味に変化があまりない様に見えますが、この後、形を作り、角は丸く、板面は浮造を施します。すると、ひとつひとつ全てが異なった表情になります。ふたつとして同じ物がないという事は大袈裟な表現かもしれませんが、世界にひとつです。木は作り手も使い手も楽しませてくれます。